現在ロイヤル・アントワープでフットボールディレクターを務めている元オランダ代表FWマルク・オフェルマルス。
現役時代にはアーセナルやバルセロナで活躍したことで知られるウインガーで、アヤックスの黄金期を支えた選手でもあった。
彼は昨年12月29日に軽度の脳卒中と心停止を起こして入院したと伝えられていたが、その際には命に別条はないものと報告があった。
ところが『DE Telegraaf』によれば、彼の体の状態は最初に報告されたものよりもかなり悪いものであるという。
特に心臓については、心筋の一部が死んでしまったことによって、血流を送り出す力が通常の30%にまで減少しているとのこと。
また、それは不可逆的な損傷となっており、回復の見込みがないものであることも伝えられている。
昨年初めに女性従業員へのセクハラ行為とパワハラ行為によってアヤックスのディレクターを解雇されたオフェルマルス氏。
昨年夏にはベルギーにわたってアントワープのディレクターとなり、トビー・アルデルヴァイレルトやフィンセント・ヤンセンの獲得を導いてきたが、ここに来て健康状態が心配される状況になってしまったようだ。