昨年夏にマンチェスター・ユナイテッドを退団し、ノッティンガム・フォレストに移籍することになったジェシー・リンガード。
2022年の1月にはニューカッスルへの移籍が決まりかけたものの、直前でマンチェスター・ユナイテッドがそれを撤回し、出場機会がないまま数ヶ月を過ごすことになった。
その頃のことについて『The Diary of a CEO』のポッドキャストでリンガードは以下のように話し、マンチェスター・ユナイテッドの対応を批判した。
ジェシー・リンガード
「1月にはローン移籍するつもりだったよ。プレーしていなかったし、ニューカッスルのことも考えていたからね。契約はすべて完了していたが、マンチェスター・ユナイテッドのメンバーは十分な数がいなかった。
マンチェスター・ユナイテッドは何人かの選手をローンで出したが、僕のことになったらジョン・マータフ(ディレクター)から電話が来て、『君を放出するつもりはない』と言われたんだ。
『僕はここでプレーしていない。サッカーを楽しむために行かせてくれ』と言った。ただ、彼は『休みの日には何を求めているんだ?』と言ってきたよ。僕は『ただサッカーがしたいだけだよ』と返した。
そしてマンチェスター・ユナイテッドはローン移籍を止めた。僕は怒ったよ。マータフには『君が言ったのだから、2日間休みを取らせてもらう』とメッセージを送った。
そうしたら、メディアには『ジェシーが2日間の休暇を要求した』と載った。僕はすぐにツイッターで反論したよ。
アレックス・ファーガソンがいたころは、全てがコントロールされていた。契約も、商業的な取引もだ。
あの頃ならこんなことにはならなかっただろうね。その場で、そしてアレックス・ファーガソンに握りつぶされていただろう。
ただ、今人々は自分の意見を表明し、自分が望むものを書けるプラットフォームを手に入れた。
マンチェスター・ユナイテッドは全てにおいて非常に遅れている。マンチェスター・シティやトッテナムは何マイルも先を行っている。物事の社会的側面も」
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2017年にリンガードはSNSやYoutubeの使い方についてクラブに意見表明をしていたそうだが、望んだような反応は得られなかったようだ。