レアル・ソシエダで好調を続ける日本代表MF久保建英。イマノル監督が率いるチームのスタイルにハマり、選手として一皮抜けた。
その久保はラ・リーガを放映するWOWOWのインタビューで、こう話していた。
「スタイルが一貫していますし、自信を持って自分たちのスタイルで毎試合主導権を握ってプレーできているので、すごくやっていて楽しいと思いますし、見ていても楽しいと思うので、すごく魅力的なサッカーをしてるかなと思います。
特に攻撃面においては、本当に過去一のチームだと思うので、僕が所属していたなかでは。
ずーとボールを握って、他のチームがやりたいような理想のサッカーを体現して、なおかつ勝点もとれているので、すごくいい状況なのかなと」
「(ソシエダのある選手は)それこそちょっと鎌田選手に似てるかなって。
いやらしいところに入ってくるのがすごい上手いので。
(相手の守備を)僕や誰かが崩した時に一番ボールがここに来るだろうというところに入ってくるのがすごい上手いので。結局、最後のおいしいところを持っていくっていう。
ストライカーじゃないのにストライカーの能力を持っているから、そこもすごい羨ましいと思いますし。
あとは足首のしなやかさは抜群なので、キックの種類が豊富で、たまにびっくりするようなパスを練習でも出したりしますね」
久保が鎌田大地と似ていると感じているのは、ソシエダMFブライス・メンデス。彼は久保と同じく今季チームに加わった26歳のレフティだ。
鎌田もMFながら今季の得点数が二桁に到達しているが、メンデスもここまで10ゴールを記録している。久保は点を奪う嗅覚を持っている点に嫉妬しているとか。
今週のソシエダはバルセロナとレアル・マドリーとの対戦が待っている。久保やダビド・シルバ、メンデスらソシエダが誇るレフティ勢の活躍に注目だ。