サッカー界でも問題になってきた同性愛に対する偏見や差別。

そうしたなか、元日本代表の本田圭佑は「認めればいいだけ。簡単なこと。反対意見の真意は想像つく。でもこの流れは止められないし、止める必要もない」とツイートした。

岸田文雄首相の首相秘書官が同性婚に対する蔑視発言で更迭されたばかり。同秘書官はオフレコ取材の際に「隣に住んでいたら嫌。見るのも嫌。(同性婚を)認めたら、日本を捨てる人も出てくる」などと発言した(その後、撤回)。

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TBS系列の「サンデー・ジャポン」に出演した成田悠輔さんもこの件に言及。

「この秘書官の発言は相当極端だと思うんですが。岸田さんの『社会は変わってしまう』という発言や他の自民党議員の発言とかもニュアンスは全く違うけれども、同性婚的なものに対するちょっと否定的な感じとか嫌悪感みたいなものを表明するっていうのは多いですよね。これだけ多いってことは、逆にいうと、そういう感覚を持っている人が世のなかに結構多いっていうことなんだと思うんですよね。(発言は)それに対するサービスっていう部分がある。この数年の世論調査とかを見ても同性婚に反対ですって人の割合って今でも20~40パーセントはいるわけなんですよね。そう考えると今の段階でも国民の三分の一くらいの人達は、ニュアンスや強さこそ異なれ、同性婚に対して否定的だったり、嫌悪感を持っているという現実をよく理解することが大事なのかなと。それを理解せずに政府のことだけを叩いたり、炎上させたりしても、あまり理解は深まらない。分断が深まっていく一方なのかなと」などと話していた。

岸田首相は同性婚について、「制度を改正すると、家族観や価値観、社会が変わってしまう課題」なので、しっかりと熟慮したうえで判断することが大事と述べている。

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