南野拓実が所属するモナコは王者PSGをホームで迎え撃った。リーグアン首位と2位との頂上決戦となった一戦は、ホームのモナコが3-1で勝利する結果に。
この日のPSGはキリアン・エムバペとリオネル・メッシを故障で欠いていたほか、遠征直前には感染性胃腸炎に見舞われる選手たちもいたようだ。
PSGは最近5試合は2勝1分2敗と低調で、試合後にはプレスネル・キンペンベがサポーターに謝罪する一幕もあった。
🔊 @kimpembe_3 : « On a besoin de vous ! »
Le joueur formé au club a pris la parole face aux supporters parisiens mécontents.#ASMPSG I #PrimeVideoLigue1 pic.twitter.com/yVzzWxsgFU
— Prime Video Sport France (@PVSportFR) February 11, 2023
そのキンペンベは試合後にこう述べていた。
「危機ではない。シーズンはまだ長いし、終わっていない。
自覚しているし、期待した結果でないことは分かっている。
それがサッカーというものだ。目を覚まして、いいパフォーマンスを連発できるように何をすべきかは、自分たち次第だ。
〈危機ではないが)悪い状況だ。知っての通り、PSGのユニフォームを着ることは難しく、重いもの。我々は責任を持ち、ピッチでやるべきことをやらなければならない。
(CLバイエルン戦を)心配する必要はない。たとえ困難な時期であることが事実だとしてもね。私たちは皆、それを自覚している。話すのをやめて、行動しなければならない。
再び困難な状況になったことは事実。だが、このチームにはクオリティがあり、多くの才能がある。あとは、自分たちの努力次第だ。
(サポーターに挨拶する必要はあったのか)もちろん必要だった。
彼らも大変なんだ。彼らが我々を応援してくれていること、遠征費用も払っていることも知っている。だから、彼らに会いに行くことは、自分たちにできる最低限のことだ。
(この悪い時期をどう説明するのか)
説明なんてない。最も重要なことは、どんなことを言われても、どんなことが起きても、団結し、結束し続けること。それがメッセージだ。
我々は現実の中ですべてを見つけなければならない、目を覚まさなければならない。さっきも言ったように、大事なのは言葉ではなく、行動。
言いたいことは何でも言えるが、やらなければいけないのは選手たち。やることは全部あるんだ」
また、クリストフ・ガルティエ監督は「失点が多く、シーズン開幕から14失点していると思う。正しいバランスを見つけなければならないし、ディフェンスの精度を高めなければならない」と述べていた。15日にバイエルン戦が控えているが、メッシは週明けには練習に戻れるとのこと。
なお、南野は後半28分からの途中出場だった。