アンフィールドで行われたリヴァプール対マンチェスター・ユナイテッドのナショナル・ダービー。
宿敵対決は7-0でリヴァプールが大勝する歴史的な結果となった。
Optaによれば、0-7での敗戦はユナイテッド史上ワーストタイとなるスコアだそう。1931年のウルヴス戦、1930年のアストン・ヴィラ戦、1926年のブラックバーン戦に次ぐ、屈辱的大敗となったとのこと。
そんな試合でユルゲン・クロップ監督がリヴァプールファンに激怒する光景が話題になっている。
問題が起きたのは、7点目を奪った直後。ピッチ上にひとりのファンが乱入すると、男は滑った後にDFアンディ・ロバートソンと接触した。倒されたロバートソンは味方選手たちから抱き起されることに…。
男は警備員たちによって連行されたが、クロップ監督はすさまじい表情で怒りをぶつけていた。
選手に怪我をさせかねない愚行に感情を爆発させていたようだ。
Wow 7-0 ban that pitch invader, Klopp was gunning for him #lfc #YNWA #LiverpoolFC #Anfield pic.twitter.com/WMVAIJuRHx
— The Anfield Iron (@theanfieldiron) March 5, 2023
そのロバートソンは試合後に「ビッグチーム同士のビッグゲームでは先制点が常に大事になる。俺たちはすごく決定的だったし、全てのエリアでとてもよかった。選手が自信を持てば、こういうことが起きる。正しい方向への勝点3だけど、これを生かして、残りシーズンを頑張らなければいけない」とコメント。
クロップ監督も「言葉はない。スペクタクルな試合だった。これを望んでいた。正しい方向に進める」と述べていた。
なお、2ゴールの活躍だったモハメド・サラーはプレミアリーグでの得点数がリヴァプール史上最多に到達している(129ゴール)。