アンフィールドで行われた宿敵リヴァプール戦に7-0という歴史的スコアで惨敗したマンチェスター・ユナイテッド。
1931年以来となる屈辱的惨敗にエリック・テンハフ監督は怒り心頭だったようだ。
『Mirror』によれば、テンハフ監督は、試合後のロッカールームで選手たちに対して、リヴァプール側から漏れてくる歓喜の声を黙って聞くように強制したという。
“恥ずべき降伏”を二度としないように、あえてリヴァプールの選手やファンたちのセレブレーションを聞かせるという屈辱を味あわせたとのこと。
さらに、テンハフ監督は、翌朝7時に練習場に到着。選手たちも朝9時には集合していたそうで、ユナイテッドの関係者はこう話している。
「テンハフは明らかに激怒していた。
(こんな情けない試合を見るために金を払ったことに激怒していた)ユナイテッドのファンたちと一緒にならず、チームバスでマンチェスターに帰ることができたのは幸運だと選手たちに言い放った。
彼は全員に対して警告した。もし、もう一度同じことをしたら、二度とチャンスはないし、U-21チームに追放すると」
早朝に呼び出した選手たちに対して、同じことをやった場合にはリザーブチームに追放すると警告したとのこと。
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また、サッカーのメンタル面を重視する指揮官は、ユナイテッドの選手たちがより強いメンタルを持つべきと考えており、クラブに招聘したスポーツ心理学者とのセッションを増やすようにとも伝えたそう。