昨年末のワールドカップでアルゼンチン代表の優勝に貢献したフリアン・アルバレス。
アーリング・ハーランドらとともに今季からマンチェスター・シティでプレーする彼は、アルゼンチンの名門リーベル・プレートの出身だ。
そのアルバレスは『TyC Sports』で、ハーランドについてこう話していた。
「サッカーについてはもちろんだけど、彼はいいやつなんだ。
僕を助けてくれるし、話もする。外側からも彼を見て学ぼうとしているよ。
加入して以降、彼はボカファンだと言って、ボンボネーラの話をしてくる。
ドルトムントでレオナルド・バレルディと一緒だったから、その影響もあると思う。
ちょっとずつでも変えられるか、難しいだろうけれど、やってみるよ」
ハーランドはリーベルの宿敵であるボカ・ジュニオルスのファンだそう。ドルトムントでチームメイトだったDFバレルディ(現マルセイユ)はボカで育った選手なので、彼からボカ愛を叩き込まれたようだ。
実際、バレルディは「初日にアルゼンチンで最も歴史のある最高のチームはどこかと聞かれたのでボカのことで彼を夢中にさせたんだ。ファンのビデオやスタジアムの写真など、ボカにまつわるものを全て見せた。彼はボカファンになり、今でもボカのビデオを見るたびに送ってくれる。『(ボンボネーラに?)いつ行くの』と聞いてくるので、いつか彼がそれを体験できるように、できる限りのことをしてあげたいね。ボカユニフォームを送ってくれと言ってきたし、彼は相当なファンだよ」などと話している。
アルバレスはボカ派のハーランドをリーベル派にどうにか転向させたいようだが、果たして。