プレミアリーグ優勝を狙う首位アーセナル。最下位ボーンマスとの第26節はあまり劇的な幕切れだった。
2点をリードされる苦しい展開だったが、最終的には3-2で大逆転勝利。後半アディショナルタイムにリース・ネルソンの劇的逆転ゴールが決まるとチームは歓喜を爆発させていた。
ただ、『football.london』によれば、FAがアーセナルのセレブレーションについて調査を行っているという。
クリス・カヴァナ主審はそのセレブレーションをFAに報告しており、アーセナルに処分が科されるかは不明ながら、FAは調査を行っているとのこと。
競技規則にはこう明記されている。「テクニカルエリアに入ることのできる者は、責任ある態度で行動しなければならない。トレーナーやドクターが競技者の負傷の程度を判断するため主審から競技のフィールドに入る承認を得た場合などの特別な状況を除いて、エリア内にとどまっていなければならない」。
ネルソンが劇的ゴールを決めた直後、ミケル・アルテタ監督はピッチに入ることはしなかったが、コーチングスタッフやベンチの選手たちはピッチに入って得点を祝っていた。それが問題視されているようだ。
Mikel Arteta showing his appreciation for Arsenal's new right-back Takehiro Tomiyasu at full-time ❤️ pic.twitter.com/jb4UlRVYML
— Football Daily (@footballdaily) September 18, 2021
2018年にはリヴァプールのユルゲン・クロップ監督がアンフィールドでのマージーサイドダービーでピッチに走り込んでアリソンとともにセレブレーションをしたことで、FAから8000ポンド(130万円)の罰金を科されている。
ボーンマスのギャリー・オニール監督は「アーセナルの行為にコメントはない。ミケルとは握手をした。彼は勝たなければいけない試合だったし、私も何かを必要としていた。彼らはあのゴールを決めたのだから、好きなように喜べばいい」と話していたが、果たして。