現在ボルシア・ドルトムントでプレーしている18歳の天才FWユスファ・ムココ。すでに昨年行われたワールドカップではドイツ代表で出場している選手だ。

今シーズンのドイツ・ブンデスリーガでも18試合で6ゴールを決めるなど活躍を見せており、国とクラブの未来を担うタレントだと言われている。

彼は以前から年齢詐称の疑惑があったものの、先日ドイツのハンブルクにある市民登録局が「ムココの出生証明書は2004年生まれとなっている」と確認。生まれ故郷であるカメルーン、そしてドイツの両方の当局が確認した公式文書のデータが2004年生まれになっていた…ということだった。

また、今ドイツでムココと同居しているジョセフ・ムココ氏についても『スカウトしたユスファを養子として買った』という疑惑があった。ジョセフ・ムココ氏はすでに40年間にわたってドイツに居住しており、ユスファ・ムココがドイツにやってきたのは2014年であるという事実があったためだ。

ただ、ジョセフは法廷で「自身が本当の親である」と証言。昨年行われたワールドカップの前には実際に裁判所がムココのドイツ代表入りを禁止していた時期があったが、その後それを解除しているため、一時この年齢詐称疑惑は沈静化していた。

しかしながら、今回ドイツのゴシップ誌である『Bunte』が「カメルーンで発行されたムココの真なる出生証明書を発見した」と暴露。掲載されたそのコピーに書かれた出生年月日は2000年7月19日で、ドイツでの登録よりも4年半ほどズレが生じていた。

さらに名前は「ユスファ・モハマドゥ」と登録されており、本当の両親は現地のタクシー運転手であるウスマヌ・モハマドゥとユスファ・ハリラ(主婦)であるという。

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今のところこの文書の信憑性については明らかにされていないものの、再びムココの年齢については各所で調査が進められることになりそうだ。

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