昨年末のワールドカップで日本代表をキャプテンとしてまとめた吉田麻也。

TOKYOFMをキーステーションに放送中の「吉田麻也のチャレンジアンドカバー」でリスナーからの質問に答えている。

「ファンダイクは1vs1の局面で相手の目を見て、仕掛けてくるタイミングを見極めると言っていたけれど、元同僚だった吉田選手も同じなんですか?」というガチの質問にはこう返答していた。

「まずは行きたい方向を誘導するっていうのは僕もそうですね。

特に行かせたくない方向を切るっていうところから始まって、徐々に罠を仕掛けていって、罠にハマったところを奪いにいくっていう感じですかね。

目を見るっていうのは、内田篤人(元)選手も言ってました。目を見て、中を切って、縦に来たら、よーいドンだって。

(内田のようなスピードがない)僕はよーいドンでは勝てないんだけどって言ってね、そういうレクチャーを受けたことがあるんですけども。

確かに目とか骨盤とか(を見る)、あんまりボールばっかり見ていたら、ボールの動きに釣られるので、本当に動き出す時の骨盤の動き方とか。

抜くだけでなく、パスの時は必ず目で相手の先を見る選手が多いので。パサーの目を見て、ここに飛んでくるんじゃないかっていう予測をもってインターセプトをするようにはしてますね。

でも、うまい選手はその上をいくからね。見てないようで見てるとか、見てるようで見てないとか。

そういうところで駆け引きがもう一個上のレベルでは出てくるので。それはそれでおもしろくなってくるんですけどね」