4月8日、スコットランド1部リーグ第31節、セルティック対レンジャーズのオールド・ファームが当地で行われた。

セルティック・パークで英雄になったのは、古橋亨梧。宿敵相手の2ゴールを叩き出し、3-2の勝利に大きく貢献したのだ。その得点シーンがこちら(動画1分8秒から)。

まずは前半26分、ゴール前で体を回転させながらのシュートを突き刺す!そして、後半17分には相手のクリアミスから冷静なシュートを叩き込む(動画3分から)。

これで首位セルティックと2位レンジャーズとの勝点差は12ポイントに広がった。22ゴールの古橋も得点ランクでトップに立っている。

試合後、アンジェ・ポステコグルー監督は古橋についてこう述べていた。

「ずっと言ってきたことだが、彼は加入した時からずば抜けていた。

出場する全ての試合で全力を尽くしてくれる。脅威だよ。

例え、ゴールを決めなくてもチームのために懸命に働く。ビッグゲームで結果を出す。

彼のような存在はあまりいない。彼は非常にフィジカルで強靭なディフェンダーたちとやり合うこともある。だが、間違いなく彼が勝者だ。

私はそれを直接見てきた。彼は責任を負いたがるし、(ゴールや勝利を)もたらす人間になりたがっている。そして、今日もそれをやってのけた。

私がここで真っ先に獲得したかったのは彼だ。彼は一番最初に加入したわけではないが、私が真っ先に連れてきたかった選手だった。

なぜなら、私は日本で対戦相手として彼と直接やり合った経験があったからね。それは楽しいものではなかったんだ。

選手としてだけでなく人として、彼が何をもたらすかは分かっていた。彼はずば抜けているよ」

ポステコグルー監督は2018年から2021年途中まで横浜F・マリノスを指揮した経験がある。

【関連】もはや日本代表レベル!横浜出身の「最強ベストイレブン」がやばい

当時、敵として対戦した古橋に苦しめられたことから、真っ先にセルティックで獲得しようとしたとのこと。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介