サウジアラビアリーグのアル・ナスルは、「ルディ・ガルシア監督が相互の合意の下で退任する」と公式発表した。

かつてル・マンやリール、リヨン、ローマなどで指揮を執っていたフランス人指揮官のルディ・ガルシア氏は、昨年6月にアル・ナスルの監督に就任した。

今季はこれまで23試合で16勝5分け2敗と好成績を残しているが、先週末に引き分けたことで首位のアル・イティハドとの差が3ポイントになっていた。

また、その引き分けで終わった先週末の試合後にはドレッシングルームで大きな対立があったと伝えられており、選手との関係が悪化していたという。

さらに報道によれば今年加入したクリスティアーノ・ロナウドがルディ・ガルシア監督の戦術に満足しておらず、クラブに不満を訴えていたとも。

そして今回、アル・ナスルはルディ・ガルシア監督との契約を解除するとともに、U-19を率いていたディンコ・イェリチッチ氏をトップチームに昇格させたとのこと。

【関連記事】ロナウドも来たぞ!「サウジリーグにいたワールドスター」10選手

なお、アル・ナスルの次の試合は、来週半ばに行われるアル・ヒラルとのビッグマッチとなる。リーグ戦は残り7試合で、首位のアル・イティハドとの直接対決はない。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」