2003-04シーズン以来となるプレミアリーグ優勝を狙うアーセナル。
22日に行われた最下位サウサンプトンとの第32節は3-3の痛み分けとなった。
ホームのアーセナルは前半14分までに2失点すると後半43分までに1-3とリードされて敗戦濃厚。だが、後半43分のマルティン・ウーデゴール、後半45分のブカヨ・サカと連続ゴールで引き分けに持ち込んだ。
とはいえ、首位アーセナルにとっては痛いとりこぼし。消化試合数が2つ少ない2位マンチェスター・シティが2連勝した場合、首位を奪還される。
ミケル・アルテタ(アーセナル監督)
「当然ながら、この結果には不満だ。また自分たちで非常に難しいものにしてしまった。
とはいえ、ミスはサッカーにつきもの。だが、あの反撃の仕方。我が選手たちをこれまで以上に愛しているよ。
ただ、最終的には勝つべき試合だった。チャンスは多かったが、そうならなかったので失望している。
このリーグで3失点してはいけない。我々がやったようなだらしない形で3失点したら、試合に勝つのは非常に難しい。
この若いチームは不利な時に信じられない反撃を見せる。ただ、作り出したチャンスと選手たちのスピリットは見ていて楽しかった。
私が彼らを愛しているというメッセージは明確さ。
彼らは誰よりも勝ちたがっている。ロッカールームではそのスピリットとファイトが見られるが、守備はもっとうまくやらなければいけない。
(27日のシティ戦は決勝戦のようなものか)
決勝戦ではない。まだ6試合残っているからね。
今日はレベルの高さや異なる相手と闘えることを示す好例だ。スピリットは素晴らしいものがあるが、我々はもう一度それにトライしなければいけない」
27日にエティハド・スタジアムで行われるシティ対アーセナル戦は文字通りの大一番になる。
なお、サウサンプトンはプレミアリーグ史上初めて、首位相手に3ゴール以上を奪った最下位チームになった。