なでしこジャパンも出場する2023年 女子ワールドカップ。7~8月にオーストラリアとニュージーランドで共催される。
FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は、欧州テレビ局が放映権料のオファー額を引き上げない限り、欧州5か国では今大会の放送をさせないと脅した。「女子W杯を安く売らないことは、我々の道徳的、法的義務だ」などと述べている。
ただ、『Sky』によれば、ドイツ女子代表のキャプテンであるアレクサンドラ・ポップは、インファンティーノ会長を痛烈に批判したという。32歳の彼女は、『SID』でこう述べたそう。
「インファンティーノ氏の場合、金と世界で誰が一番の権力者かということが全てだという感じがする。
もちろん、私たちは地球の反対側で異なる時間帯にプレーすることは分かっている(欧州での視聴率が下がる)。
でも、人々が私たちのことに本当に真剣なら、放送について長く考える必要はない」
また、ドイツ女子代表GKアルムト・シュルトも「他者を批判したり、金銭欲を語らせるのではなく、コンセンサスを見出すべき」と指摘しているという。
【関連記事】イングランド女子代表、W杯用新ユニフォームで白ショーツを廃止 その理由は
ドイツはグループステージでモロッコ、コロンビア、韓国と対戦する。