今年7~8月に行われるFIFA女子ワールドカップ。なでしこジャパンが本大会のグループステージで対戦する国のひとつがスペインだ。
そのスペインの女子トップリーグで監督による選手へのハラスメントが問題になっている。
『Mundo Deportivo』によれば、問題視されているのは、スペイン女子1部のアウハマを率いるランドリ・ガルシア監督。女子選手たちは監督からの性差別的侮辱や屈辱的な扱いに苦しんでいるという。
すでに受け入れがたい状況の引き金になったのは、監督が性的な内容の画像を未成年者を含めた選手全員に送ったこと。数日前からこの噂は拡散されており、同紙は、複数の証言を直接的に得ているとのこと。
監督は、一部の選手たちを「デブ」と呼ぶなど体型を嘲笑ったり、性的指向を批判するなど恒常的に侮辱していた疑いがある。また、断りもなくロッカールームに入ってくることが何度もあったそうで、選手たちは不快感を募らせていたという。
繰り返し侮辱されていたアルゼンチン選手が契約が1シーズン残っていたにもかかわらず、昨年12月に解雇されたケースもあったそう。
【動画】未成年の女子選手にセクハラか…疑惑のアウハマ監督の姿
クラブ側は、選手に関する重大な事件は何もないとしつつ、画像流布疑惑については、内部調査中としている。