プレミアリーグ第20節、トッテナム対アーセナルのノースロンドンダービーが当地で行われた。
試合はウーゴ・ロリスのオウンゴールとマルティン・ウーデゴールのミドルシュートで0-2でアウェイのアーセナルが勝利している。
試合後、冨安健洋らアーセナル選手たちは「君のことを思っているよ、ベス」とのメッセージが書かれたユニフォームを掲げていた。
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— Arsenal (@Arsenal) January 15, 2023
ベスというのは、アーセナルの女子チームに所属する女子イングランド代表FWベス・ミードのこと。彼女は最愛の母であるジューンさんを卵巣がんのために亡くしたばかり。
その際、ミードは「母は家族に見守られながら、安らかに息を引き取った。私たちの心は壊れ、一部は永遠に欠けたままになるでしょう。でも、いま天国は特別な天使を得た。あなたがいなくなってしまったのは悲しいけれど、一緒に時間を過ごせたことにより感謝している」とのメッセージを出していた。
アーセナルの選手たちは母を亡くした彼女に勝利を捧げていたようだ。
ミード本人も「マイクラブ」とのコメントに感涙とハートの絵文字をつけて、反応していた。
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なお、首位に立つアーセナルは18節終了時点でクラブ記録となる勝点47を獲得。2位マンチェスター・シティとの勝点差は8となっており、久々の優勝に向けた期待が高まっている。