今年7~8月に行われるFIFA女子ワールドカップ。

それを前に『The Times』が女子選手たちを悩ます怪我の問題を取り上げていた。

それは、膝の前十字靭帯を損傷・断裂する怪我の増加。

昨年の女子バロンドールにノミネートされた上位17名のうち、バロンドール受賞者であるアレクシア・プテラスら実に5人が前十字靭帯を負傷している。

その全ては昨年6月以降に起きたが、同じ時期に男子のバロンドールにノミネートされた17人で同じ怪我を負った選手はいない。

調査によれば、女子選手が前十字靭帯を損傷する可能性は、最大で男子選手の6倍にもなるという。

女性の臀部の幅や、月経期のホルモンが靭帯の弛緩に影響することなどが要因とされている。