イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、マンチェスター・シティからバイエルン・ミュンヘンへとローン移籍しているポルトガル代表DFジョアン・カンセロの獲得を検討しているとのこと。

今季はプレミアリーグで長く首位を走ってきたものの、終盤戦になってマンチェスター・シティに逆転を許し、優勝を逃す可能性が高くなっているアーセナル。

特に最終ラインには怪我人が続出しており、終盤戦のハードスケジュールに対応するのが難しくなってしまったとも伝えられている。

『Telegraph』によれば、アーセナルのミケル・アルテタ監督は最終ラインの層を厚くするため、そしてクオリティを高めるためにジョアン・カンセロの獲得を希望しているとか。

ミケル・アルテタ監督はかつてマンチェスター・シティでジョゼップ・グアルディオラ監督のアシスタントコーチを務めていた経験があり、ジョアン・カンセロともともに働いていた。

ただ、昨季の開幕前にアーセナルはガブリエウ・ジェズスとオレクサンドル・ジンチェンコの両名を獲得しているため、「マンチェスター・シティはライバルに再び選手を放出することに消極的になるのではないか?」との懸念もあるという。

もしジョアン・カンセロがアーセナルに加入した場合、右サイドバックを務めてきたベン・ホワイトや冨安健洋などは厳しいポジション争いに直面することになりそうだが…。