今シーズンのイングランド・プレミアリーグで優勝を果たしたマンチェスター・シティ。さらにFAカップ、UEFAチャンピオンズリーグでも決勝戦に進出しており、国内外の三冠に手が届く状態となっている。

しかしその一方、マンチェスター・シティには現在イングランド・プレミアリーグから告発が行われている。

その内容は2009年からの14年間で115件に及ぶと言われる財務規定違反であり、それが有罪であると判定されればプレミアリーグからの降格処分に至る可能性すらあると伝えられている。

そして一方、マンチェスター・シティは先日その告発に対して逆に法的措置をスタとしたことを明らかにしている。

プレミアリーグ側の独立司法委員長であるマレー・ローゼン氏がアーセナルのファンであること、そして違反行為が規定変更前のものであること、捜査の合法性が疑わしいことなどを理由として、告発の撤回を要求している。

この紛争は訴訟手続の完了まで2年から4年はかかると予想されているのだが…『EUROSPORT』によれば、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督はこの件について以下のように語ったとのことだ。

ジョゼップ・グアルディオラ

「私は来シーズンもマンチェスター・シティに残るつもりだ。我々には110件以上の違反行為が告発されているが、心配していない。

望んでいることは、プレミアリーグや判定する人々ができるだけ早く物事を決めてほしいという点だ。

我々がもし間違った何かをしていたのであれば、それを誰もが知ることになる。そして、我々がクラブとして長年信じてきたことを正しい方法で行っていたとすれば、人々はそのことについて話すのをやめるだろうからね」