日本人もプレーするベルギーリーグの優勝チームを決める1位~4位のプレーオフラウンド最終節は衝撃的な展開になった。

町田浩樹が所属するユニオン・サンジロワーズは、クルブ・ブルッヘ戦で後半44分から3点を奪われ1-3の逆転負け。

一方、三好康児が所属するアントワープはヘンク戦で後半アディショナルタイムに劇的ゴールが決まり、2-2の引き分けに持ち込んだ。

その結果、アントワープが勝点47、ヘンクとユニオンが46、クルブ・ブルッヘが36。土壇場でアントワープが優勝をかっさらう結末になった。

優勝まで数分まで迫っていたユニオンを絶望させたのは、クルブ・ブルッヘの本間至恩。

22歳のアタッカーは後半43分に投入されると1分後に同点ゴールを決めるとその直後には逆転ゴールもアシストしたのだ。その1ゴール1アシストシーンがこちら。

まずはゴール前で味方の折り返しを合わせてゴール!そして、カウンターからノア・ラングの逆転弾をアシストした。

『Sporza』では、「ゴールとアシストですぐに試合勝者となった」として本間をマンオブザマッチに選出。また、『sofascore』のレーティングでも、両チームでトップとなる8.3の評価を得ている。

【関連記事】欧州名門の「Bチーム」から成功を狙う日本人の逸材たち

一方、出場停止で最終戦に出られなかったユニオンMFセネ・リネンはこの結果に絶望。「もう涙も枯れた。二度とこんな思いはしたくない。最後の3分でタイトルが消えるなんてひどい。これがサッカーの美しさでもあり、醜さでもある。僕らは2-0でするべきだった。自分は空虚で役立たずな気分だ。素晴らしいシーズンだったのにタイトルを失ってしまった。ひどい」とうなだれていた。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介