横浜FCは28日、FW小川航基が移籍を前提とした調整に入るため、7月2日をもってチームの活動から離れることを発表した。

小川は1997年8月8日生まれの25歳。10代の頃から東京五輪世代の点取り屋として大いに期待されるも、2017年に出場したU-20ワールドカップで左膝前十字靭帯断裂の大怪我を負う不運などもあり、なかなかブレイクすることができなかった。

しかし2022年、地元の横浜FCへ完全移籍すると、エースストライカーとして大活躍。チームを1年でのJ1復帰に導き、個人としても得点王、さらには新設されたMVPを受賞した。

Qolyが昨年10月に行った個別インタビューでは、日本代表への熱い想いも語ってくれた小川。今季J1ではここまで6ゴールをあげている。

小川は現在、オランダ1部のNECナイメーヘンからオファーを受けており、移籍に向けた調整を進めているとのこと。今後については決定次第改めて発表されるという。

【関連記事】エースは中村俊輔!横浜市出身のサッカー選手で「最強のベストイレブン」はこれ

なお、7月1日(土)に行われるJ1第19節、横浜FCとガンバ大阪の試合終了後、小川がファン・サポーターへ挨拶する場が設けられる。

【厳選Qoly】この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024-25年/MF・DF・GK編)