イングランド4部に当たるリーグ・ツーに降格したフォレスト・グリーン・ローヴァーズは、ハンナ・ディングリー氏を暫定監督に据えることを発表した。

フォレスト・グリーン・ローヴァーズは昨季3部で最下位となって4部に降格。そしてダンカン・ファーガソン前監督を解任しており、今夏あらたにハンナ・ディングリー氏を指揮官に招聘した。

ハンナ・ディングリー氏は1983年生まれの39歳。スウォンジー・シティで働いていたときにヤン・ミャルビー氏の指導を見たことをきっかけにコーチングの道に進んだという女性だ。

2011年のノッツ・カウンティのU-9でプロ指導者としてのキャリアを始め、2013年からは長くバートン・アルビオンのアカデミーでコーチを務めた。

そして2019年にフォレスト・グリーン・ローヴァーズのアカデミーマネージャーとして雇われ、クラブの女子チーム設立にも尽力。そして今回なんとトップチームの監督として招聘されることになったという。

イングランドの男子プロサッカーリーグは1部から4部まで存在しているが、その中で初めての女性監督となる。

今回はもちろん暫定的なものであるが、すでにハンナ・ディングリーはUEFAプロライセンスを所有していることからプレミアリーグでも指揮できる権利を持っている。

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フォレスト・グリーン・ローヴァーズは世界でも数少ないヴィーガンクラブとして知られており、持続可能な開発と二酸化炭素排出の削減を打ち出して活動している珍しいクラブである。またあのエクトル・ベジェリンがオーナーグループの中で第二株主になっていることでも知られており、下部リーグにいながらにして高い知名度を誇っている。

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