フィリペ・コウチーニョ

移籍元:リヴァプール

移籍先:バルセロナ

移籍金:1億6000万ユーロ(およそ252.4億円)

2018年にフィリペ・コウチーニョがバルセロナに移籍したとき、間違いなく取引の勝者はリヴァプールであった。彼らはそのお金でフィルヒル・ファン・ダイクとアリソンを補強し、プレミアリーグとチャンピオンズリーグを制覇する礎を築いたからだ。

一方、ネイマールの売却益を投資したバルセロナはこれに成功しなかった。アンドレス・イニエスタの後釜としてもコウチーニョは中途半端で、プレーするたびにファンから批判を受けてしまった。

【関連記事】プレミアリーグ、ビッグ6の「最高額の補強選手」。成功か、失敗か

しかも2019-20シーズンにバイエルンへ貸し出されたときにはチャンピオンズリーグでバルセロナを相手に2ゴールを叩き込み、8-2の夢スコアに貢献。保有元をまさかの敗退に追い込んだのである。

【厳選Qoly】この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024-25年/MF・DF・GK編)