20日からニュージーランドとオーストラリアで行われているFIFA女子ワールドカップ2023。

この大会では注目すべきシステムが導入されている。それはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による判定の結果を主審が会場でアナウンスするというものだ。

開幕戦のニュージーランド対ノルウェーでは日本人レフェリーの山下良美主審が担当し、VARレビューでハンドによるPKが与えられたことを英語でアナウンスしていた。

これは男子のクラブワールドカップとU-20ワールドカップでも試行されていたが、シニアの国際試合では初めてのシステムとなる。

全体的にはこのテストは順調に進んでおり、イアン・ライトなどの解説者も比較的好意的な反応を示している。

しかし先日行われたスペイン対ザンビアの試合では、あわやVAR判定の誤発表が行われるところだった。