今夏のマーケットでバルセロナを退団する可能性が高まっているフランス代表FWウスマヌ・デンベレ。
オファーを送っているのはフランスの強豪パリ・サンジェルマンで、リオネル・メッシが退団し、キリアン・エムバペが契約問題で揺れる中、前線の新たなタレントとしてデンベレの獲得に動いているという。
チャビ・エルナンデス監督は、パリ・サンジェルマンに移籍してから期待ほどの成長が見られていないネイマールの状況を引き合いに出して慰留に務めているが、デンベレ自身は給与額の高さなどから移籍を希望しているとのこと。
そのため現在バルセロナは前線の選手を補強しなければならない状況に直面する可能性が高まっている。
『La Sexta』によれば、その中で「Olocip」という会社が人工知能を利用して「バルセロナがウスマヌ・デンベレの後釜として獲得すべきなのは誰か」という分析を行ったとのこと。
デンベレの契約解除条項に設定されている5000万ユーロ(およそ78.1億円)以下の予算で…という条件で検索したところ、見つかったのは以下の5人だったという。
- ドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ)
- ミゲル・アルミロン(ニューカッスル)
- マーカス・エドワーズ(スポルティングCP)
- 久保建英(レアル・ソシエダ)
- セルジュ・ニャブリ(バイエルン)
なお最も安価なのがベラルディで、価値はおよそ1800万ユーロ(およそ28.1億円)。一方、最も高額なのはセルジュ・ニャブリで予算ギリギリの5000万ユーロであるとのことだ。
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ちなみに久保建英に関しては「バルセロナの下部組織出身であるためチームに馴染みやすいものの、レアル・マドリーに所属していたことがある」ほか、レアル・ソシエダがダビド・シルバを失ったことから獲得は難しいと考えられているようだ。