日本人選手の小林友希を今夏期限付き移籍で放出する可能性が高いと伝えられているセルティック。
またDFカール・スターフェルトもセルタ・デ・ビーゴへと移籍する可能性が高まっていると伝えられており、新たなセンターバックの補強が必要になっている。
そこでセルティックが接近していると伝えられているのが、スウェーデン1部の名門エルフスボリに所属している23歳のDFグスタフ・ラゲルビエルケであるそう。
そしてそのグスタフ・ラゲルビエルケはなんとスウェーデンの王位継承権を持つ貴族の家で生まれた選手であるという。
『Daily Record』によれば、グスタフ・ラゲルビエルケはスウェーデンの由緒あるラゲルビエルケ家の生まれだそう。
ラゲルビエルケ家は1600年代初頭にスコットランドから移住してきたベネディクトゥス・フィストゥラトルという人物が起源になっているとのこと。
その息子であるグスタフ・フィストゥラトルが陸軍元帥として活躍し、さらにその息子であるヨハン・エウゲニウスが1698年に爵位を与えられ、ヨハン・ラゲルビエルケという名前を授かったという。
その後1700年代にアクセル・ラゲルビエルケを祖先とする男爵家(王家継承権254位)とヨハン・グスタフ・ラゲルビエルケを祖先とする伯爵家(王家継承権115位)に分かれ、この2つの家が現在まで存続しているそうだ。
ちなみに貴族制度における爵位は5種類存在し、地位が高い順に公爵>侯爵>伯爵>子爵>男爵となる。
そして、2000年生まれのサッカー選手であるグスタフ・ラゲルビエルケは男爵家の生まれで、王家継承権は254位であるとのこと。
ちなみに少年時代はそのラゲルビエルケ家の紋章をすね当てに入れてプレーしていたとか…。
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なお、グスタフ・ラゲルビエルケを獲得するためにはおよそ300万ポンド(およそ5.4億円)の移籍金が必要になるとのことで、セルティックとエルフスボリの間で対話が進められているようだ。
ただ『Daily Record』の記事によればまだ金額の交渉までには進んでいないようで、エルフスボリ関係者は「セルティックが今後具体的な行動に出なければならない」と明かしているそう。