22日にパリ・サンジェルマンから「左大腿四頭筋を負傷した」と発表された韓国代表MFイ・ガンイン。
その際には9月のインターナショナルマッチウィークを終えるまでは復帰できないと伝えられていたが、さらに来月19日から開幕するアジア競技大会も欠場しなければならない可能性があるようだ。
韓国では男子に兵役が義務付けられており、若くしてスペインに渡ったイ・ガンインもそれは例外ではない。
サッカー選手としてのキャリアにおいても1年以上の兵役は大きなダメージになることから、韓国人プレーヤーにとってはその免除を勝ち取ることが重要になる。
イ・ガンインにとっては来月19日から開幕するアジア競技大会で優勝することが兵役免除を勝ち取る大きなチャンスであった。
しかし『SPOTV』によればこの怪我の影響によって欠場の可能性が出てきているとのこと。
もしアジア競技大会に強行招集したとしても早期の合流は見込めず、決勝トーナメントまで起用できない可能性が高いとか。
兵役免除の条件は原則的にオリンピックでの銅メダル以上、そしてアジア競技大会での金メダルという条件となっている。
かつてワールドカップでの好成績によって兵役免除が行われたことはあるが、あくまでもこれについては特例による措置であった。
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現実的に見ればパリ五輪で銅メダルを取るよりも兵役免除を勝ち取れる可能性が高い大会。イ・ガンインがもしそれを逃すことになれば、パリ・サンジェルマンにとっても大きなダメージになりそうだ。