バルセロナは28日に行われたビジャレアルとのラ・リーガ第3節に4-3で勝利した。
2点を先取した後に3点を奪われるも、さらに2点を奪い返すというジェットコースターのような試合展開だった。
そんな試合で神童ラミン・ヤマルはガビの先制点をアシストし、また記録を樹立した。
Optaによれば、16歳と45日でのアシストは、21世紀のリーガで最年少記録になったそう(これまでの記録はアンス・ファティの16歳と318日)。
試合後、チャビ監督とヤマル本人はこう話していた。
チャビ
「彼への期待はとても高いよ。なぜなら、彼はそれを見せつけているからね。
彼がスタメンだったのは、違いを生み出せると見ているからだ。彼の判断はほぼ常に正しい。インテリジェントだし、並外れている。
彼にはリーガとスペインにいて欲しい。彼がどうするかは聞いていないがね。ずっとバルサでやって欲しいよ。時代を作れる。
彼は謙虚だし、取り組んでおり、サッカーが好き…。年齢には驚くね、16歳になったばかりだ。
16歳なのに常に正しい判断ができる。サッカーにおいて判断は最も難しいことだ」
ラミン・ヤマル
「(世界的なビッグクラブでの先発起用に)怖さはないよ。母は心配するけれど、僕はそうじゃない。母はとても応援してくれているけどね。
僕はただサッカーをプレーしようとするだけさ。
2ゴールを奪うとてもいい立ち上がりだった。同点に追いつかれてチームは落ち込んだけれど、挽回することができた」
指揮官は16歳とは思えないプレー判断力を高く評価している。
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本人の言葉からすると、度胸も満点のようだ。