7日、アジア競技大会・男子サッカー決勝の韓国戦に臨むU-22日本代表。
2-1で勝利した準々決勝の北朝鮮では相手のラフプレーなどが話題となり、特に反スポーツ的行為に関しては、日本サッカー協会(JFA)がAFCとFIFAに対して該当する事象の映像とともに意見書を提出している。
そんな北朝鮮戦に関して、ピッチ脇で試合を見つめていたU-22日本代表の大岩剛監督はどのように感じていたのか。5日に行われたオンライン会見で胸中を明かした。
「私の立場…監督としての立場というものは、ピッチの外から選手を守ることしかできません。何かしらのやり方で選手を守ろうとしましたがなかなかそれができず、90分経ってしまいましたが、本当に選手が大怪我なくやれたというのが一番のことだと思います。
ただそれ以外のところは、試合内容も含め非常に厳しかったですけど、我々にとっては勝ち上がるための1試合であったと認識していました。その後のことであったり、サッカー協会が行うことであったりはお任せするしかないので。レフェリングも含めてですね、
我々がコントロールできないところに意識を向けるよりも、しっかりと90分の中で試合に勝つ、勝ち上がるということに関しては、選手とともに戦えたんじゃないかなと思っています」
明日の決勝、相手の韓国は金メダルに兵役免除がかかっているため、北朝鮮戦同様あるいはそれ以上に激しい試合が予想される。
その中で、今大会を通してたくましく成長してきた選手たちがどのようなプレーを見せてくれるか。
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アジア競技大会、決勝の韓国戦は日本時間7日(土)21時キックオフ。なお、女子決勝の北朝鮮戦は本日6日21時から行われ、いずれの試合もTBS系で全国生中継される。