ブラジルでは未だ公式戦ゼロ試合

松岡大起

所属:グレミオ・ノボリゾンチーノ

ポジション:守備的ミッドフィールダー、センターバック

この世代で最も苦戦している一人が松岡だ。今年3月にJ2清水エスパルスからブラジル2部グレミオ・ノボリゾンチーノへ期限付き移籍をするも、これまで公式戦に1試合も出場していないほど苦しい状況に追い込まれている。

サガン鳥栖時代は守備的MFを中心に前線のサイドポジション、センターバック、右サイドバックなどチームに求められる役割を柔軟にこなした。本職のボランチで出場すれば激しい球際の守備でボールを奪い取るなど守備面で輝きを見せていた。

【関連記事】ケガさえなければ…。負傷でキャリアが暗転した天才Jリーガー5人

昨季清水に移籍するも、チームの低迷を救うことができずJ2へ降格。そこから中々浮上のきっかけをつかみ切れていない。アジア大会に臨むU-22日本代表に選出されるも、決勝で韓国に敗れて2010年大会以来の優勝を逃した。ポテンシャルが高いだけに復活のきっかけをつかんでほしいものだが…。



【厳選Qoly】この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024-25年/MF・DF・GK編)