かつてレスター・シティで岡崎慎司らとともにプレミアリーグ優勝を果たしたMFダニー・ドリンクウォーターが現役引退を発表したとのこと。
『The SUN』などのメディアによれば、今回ドリンクウォーターは『High Performance Podcast』で現役を離れることを宣言したという。
ダニー・ドリンクウォーター
「僕はプロサッカー選手からの引退を発表したい。長い時間途方に暮れていた。プレーしたいと思っていても、価値を感じられるレベルでやれるチャンスはなかった。
チャンピオンシップ(2部)のクラブからかなりの数のオファーがあったが、燃えるような気持ちになったことは一度もなかった。それは僕にとって何の役にも立たなかった」
ダニー・ドリンクウォーターは1990年生まれの33歳。マンチェスター・ユナイテッドの下部組織で育ったもののトップチームでは出番がなく、ローン移籍を繰り返した経験を持つ。
2012年に加入したレスター・シティではクラブを2部からプレミアリーグに引き上げる活躍を見せ、すぐさま中心選手に成長。
2015-16シーズンにはボランチの一角として快進撃を続けるレスターのエンジンとなり、ジェイミー・ヴァーディや岡崎慎司、エンゴロ・カンテらとともにプレミアリーグ優勝の立役者となった。
ただ、2017年に移籍したチェルシーでは全く活躍することができず、それ以降は怪我や私生活でのトラブルもあって低迷。2022年に契約が満了となってから無所属の状態が1年以上続いていた。
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今夏はサウジアラビアへの移籍やレスターへの復帰も噂されたが、結局正式なオファーはなかったと伝えられている。