今季もなかなか苦しいスタートになっているマンチェスター・ユナイテッド。そのチームの中で、いま選手たちに支給されているユニフォームにも問題が起こっているという。

サッカーのユニフォームは、基本的に選手が着用するオーセンティックモデルと、ファン向けに販売されるレプリカユニフォームがある。

オーセンティックはプロ用であるためより高価なシステムや刺繍が使われ、そして耐久性を落としてでも機能性を高めることができる。

ところが、現在マンチェスター・ユナイテッドの選手たちはいまオーセンティックではなくレプリカユニフォームを使っている者が多いという。

また、ホーム用のオーセンティックソックスに関しては8月の第2節以降選手が誰も使っておらず、全員がレプリカの方を使用しているそうだ。

その理由は、選手向けのオーセンティックユニフォームがかなりタイトに作られており、特にソックスに関してはふくらはぎを締め付ける力が強すぎるためだという。

皮肉なことにそのようなデザインを求めたのが昨季限りで退団したダビド・デ・ヘアで、「ぶかぶかすぎる」とサプライヤーのAdidasに要望を出していたのだそう。

『Daily Mail』によれば、オーセンティックを使い続けた選手の一人はGKのアンドレ・オナナであったが、彼も10月のシェフィールド・ユナイテッド戦を終えたあとにレプリカのほうへと切り替えているそうだ。

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なお、この問題に関しては選手からAdidasにかなりフィードバックされており、11月中には改善されたオーセンティックモデルが提供される予定であるとのこと。もちろん、ユニフォームが不調の原因というよりは、不調だからこそこのような問題が表に出てしまうのだろうが…。

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