日本人選手もプレーする英プレミアリーグ。

今季から遅延行為や審判への抗議に対しては、すぐにイエローカードが提示されるなど厳しく対処するようになった。

そうしたなか、かつてプレミアリーグでプレーした吉田麻也が興味深い話をしていた。

TOKYOFMをキーステーションに放送中の「吉田麻也のチャレンジ&カバー」でこんな話をしていたのだ。

「今シーズン、審判への異議が厳しくカードの対象とされているそうです。僕も知りませんでした、実は。

(相手への)カードを要求するジェスチャーや監督の異議にも高い頻度で警告が出されるということで、プレー中に感情の高ぶりを処罰されるのはどうなんだという話なんですけども。

簡単にイエローカードが出るのが冷めるっていうのは非常に分かるんですけども。

ひとつだけ理解しておかなければいけないのはね、プレミアリーグはいままでが寛容すぎた(笑)

本当に誰もがFワードを使って、審判に罵倒に近い異議を唱えて、それが当たり前になってたんだけど。

例えば、イタリアとかドイツでFワードに匹敵する言葉を使ったら、即イエローカードですよ。下手したら退場。

やっぱり、一線を越えちゃいけない言葉っていうのはあるんですよ。割りとそれがイギリスは緩いんですよね。

だから、それが正しいほうに行っている気がしますけどね、これは。今までがちょっと緩すぎたんじゃないかなと思うので。

僕もイタリアに行って、すぐに一人言ってはいけない言葉を言って退場になったやつがいたんですけど。僕もそれを見て、絶対に気をつけようと思って。

こっち(アメリカのMLS)でも審判にはそういう悪い言葉は使わないようにしています。

なので、厳しくなったというか、今までが緩すぎたっていうのが実態かなと個人的には思います」