かつてマンチェスター・シティやレアル・マドリー、ミランなどでプレーしたブラジル代表MFロビーニョが、懲役9年の刑に服しなければならない可能性が高まったという。
ロビーニョはかつてミランでプレーしていた際、イタリアのナイトクラブで発生した性的暴行事件に関与したとされている。
そして2017年にイタリアで行われた裁判の結果、ロビーニョには懲役9年の罪が言い渡されていた。
その後ロビーニョ側は控訴したものの敗訴しており、イタリアでの懲役9年という罪が確定している。
しかしながら、イタリアとブラジルの間には犯罪人引渡し条約が結ばれていないため、ロビーニョはブラジルに滞在している限りは逮捕されることがない状況にあった。
ところが昨年11月、イタリアの当局は身柄引き渡しの要請が拒否されたことを受け、「ロビーニョをブラジルで逮捕、拘留してほしい」と要請を行った。
『Mirror』などによれば、そして今週の火曜日にブラジルの検察当局が「ロビーニョは投獄されるべきである」と認めたとのことだ。
イタリアへ身柄を引き渡すことは政治的な状況もあって不可能であるが、犯罪との戦いという意味と司法的な国際協力を行うという点で、ロビーニョへの罪状を追認する可能性を示したそうだ。
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なお、ロビーニョの弁護士はこの件についてまだコメントを出していないとのこと。