21日にワールドカップ2026アジア2次予選で日本と対戦するシリア代表。

ここでは、そのシリアの最新ユニフォームをご紹介したい。

現在のシリアはユニフォームに関しての詳細を得ることが非常に困難なチームの一つ。よってここでも数少ない情報をもとにお届けとなる。

Syria 2023 Jako Home Away

シリア代表 2023 Jako ホーム ユニフォーム

現在使用する2023モデルのホームユニフォームは、伝統的に国旗色のレッドを基調としたデザイン。シャツ自体はJakoのテンプレートと言っても差し支えない物だ。

2023モデルからキットサプライヤーはドイツのスポーツブランドJakoが担当。同ブランドとは2016-19年以来2度目のパートナシップ締結となる。

Jakoは以前から中東地域に比較的強く、現在でもシリアの他にイラク、イエメン、オマーン、ヨルダンなどのサプライヤーを務めている。

シリア代表 2023 Jako アウェイ ユニフォーム

2023モデルのアウェイユニフォームは、国旗色のホワイトを基調にレッドの差し色。一時期は国旗色のブラックを基調色にしていたこともあったが、近年はホワイトが定番カラーだ。

シリア国旗は汎アラブ色と呼ばれる「赤・白・黒」の3色。エジプト、イエメン、イラクといった国々の国旗と色の並びが全く一緒である。

シリアは2008モデルから2021モデルまで、一部を除いて基本的に国旗をエンブレム代わりに使用。なお、2008モデル以前は国章の鷹(タカ)をモチーフにしたエンブレムを使っていた。

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しかし2022モデルからは再びデザインを変更。今度は鷹ではなく鷲(ワシ)をモチーフにした現代的な新エンブレムが登場している。

国章のデザインは鷹だが、実は代表チームの愛称は“Qasioun Eagle”(カシオン・イーグル)で鷲。カシオンとはシリアの首都ダマスカスにある山の名前である。

とはいえエンブレムが鷹から鷲に変わるとはあまり聞かず、レアケースかもしれない。

鷲のエンブレムを付けるシリアと日本のW杯予選は、日本時間21日23時45分キックオフの予定。

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