23日に行われたU23アジアカップ2024の組み合わせ抽選会。アジアサッカー連盟のYoutubeがダウンするという大きなトラブルがあったものの、ドロー自体は裏側で行われた。
その結果、日本は韓国、UAE、そして中国と同じグループに入ることになった。2チームが決勝トーナメントに進めるため、2位以内で突破しさえすれば韓国とは決勝まで当たらないという組み合わせとなった。
このU23アジアカップは3位以内に入ればパリ五輪への出場権が獲得でき、さらに4位チームはCAF(アフリカサッカー連盟)のチームとの大陸間プレーオフに出場できる。
それを考えればグループステージとしては厳しい組み合わせであるが、日本にとっては決して悪いものというわけではない4チームの面子である。
ただ、その一方で厳しい組み合わせになってしまったのが中国だ。『小金体坛大视野』はこの結果に以下のようなレビューをしていた。
「抽選の結果、オリンピックの予選は日本と韓国による死のグループに入ってしまい、もう1チームはUAEになった。
もちろんU23のチームはフル代表とは多少異なるものの大きな差はなく、日本と韓国はどの年代でも同様に強い。
日本と韓国、そしてUAEと同じグループになるということは、中国には基本的にパリ五輪へ出場する望みがないということであり、オリンピックの出場権に関しては我々に関係ないものとなる」
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なお、中国はこれまでU23アジアカップに4回参加しており、その成績は1勝11敗。10得点を決めた一方、21失点を喫している。もちろんグループステージを突破したことはなく、オリンピックにも2008年の北京大会以外でプレーしたことはない。