JFL昇格をかけた全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2023は26日、決勝ラウンドの最終節が栃木県グリーンスタジアムで開催された。

史上初めて最終戦を前に全4チームが1勝1敗の勝ち点3で並んだ今大会。第1試合ではVONDS市原FCが福山シティFCを2-0で破り、まず一歩抜け出すことに成功する。

迎えた第2試合、栃木シティFCとジョイフル本田つくばFCによる関東対決は、18分に表原玄太のゴールで栃木シティが先制。後半に入り、46分に山村佑樹が追加点を決めると、その後も表原と山村がそれぞれ1点を加え、栃木シティが4-0で快勝した。

この結果、栃木シティとVONDS市原が勝ち点6で並んだが、得失点差で栃木シティに軍配が上がっている。

今季関東リーグ1部でVONDS市原に次ぐ2位に終わり、全国社会人サッカー選手権大会でもまさかの1回戦負けを喫していた栃木シティ。「百年構想枠」を使って地域CL出場“最後の椅子”に滑り込んだ彼らが、悲願のJFL昇格を成し遂げた(※12月5日のJFL理事会で正式承認)。

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なお、惜しくも準優勝だったVONDS市原は、JFL最下位が決まった沖縄SVとの入れ替え戦に出場する。

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