先日、ネマニャ・マティッチがYoutube「YUPlanet」でのインタビューで明かしたことが大きな話題を集めた。
彼がチェルシーからマンチェスター・ユナイテッドに加入したあと、ポール・ポグバやジェイドン・サンチョが毎日のように遅刻していたということを告白。そのプロ意識の低さに驚いたと語っていたのだ。
『Daily Mail』によれば、このコメントに対して解説者のジェイミー・キャラガーは以下のように話していたとのこと。
ジェイミー・キャラガー
「ポグバやサンチョ、彼らはサッカーのピッチ上で本当にやるべきことをやれていたのだろうか。
トレーニングの時間を守ること、自分に対して優れたトレーナーであること、四六時中サッカーのことを考えるメンタリティ…。
これらは小さなことであるが、それが自分自身の能力を最大限に発揮できるかどうかを左右する。彼らはサッカー選手として自分のベストを発揮できていない。
『10分遅刻しただけじゃないか。それは世界の終わりじゃない』と考えてしまうマインドセット。それはサッカーやトレーニングにも影響を与える。
練習場に来てからトレーニングに入るまでの間、理学療法士の治療を受ける必要はあるか、マッサージを受けるかどうか、ジムに行く必要があるかどうか。
これは毎日起こる小さな出来事だが、シーズンが進むごとに波及効果をもたらしてくる。
『ポール・ポグバはワールドカップを優勝した選手だぞ』と言ってくる人がいるのは予想できる。しかし、彼の才能を考えれば毎年世界のトップ10に入るような選手だよ。バロンドールも狙える。
彼は、有り余るポテンシャルを発揮できていないことの方で記憶に残る選手になるだろう」
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遅刻自体はそれほど致命的ではないが、それをしても問題に思わないメンタリティが細かい部分をおろそかにし、シーズンが進むごとにその影響が大きくなる…という。