いよいよ12月28日(土)に開幕する第103回全国高校サッカー選手権大会。
以前は「高校年代の頂点を決める大会」として数多くのスターがこの舞台から飛び立っていったが、現在はU-18年代リーグ戦が整備され、高体連やJリーグアカデミー、街クラブが一体となって覇を競っている。
そのトップカテゴリーに位置するのが、高円宮杯U-18プレミアリーグ、そして直下の地域リーグに当たる9つのU-18プリンスリーグだ。
今月行われたプレーオフや入れ替え戦を経て、2025年の各リーグ参加チームが確定したのでまとめて紹介する。
U-18プレミアリーグ 2025
EAST
1位 横浜FCユース
2位 鹿島アントラーズユース
3位 柏レイソルU-18
4位 流通経済大付属柏高校
5位 川崎フロンターレU-18
6位 前橋育英高校
7位 昌平高校
8位 青森山田高校
9位 市立船橋高校
10位 FC東京U-18
昇格 東京ヴェルディユース
昇格 浦和レッズユース
WEST
1位 大津高校
2位 ヴィッセル神戸U-18
3位 サンフレッチェ広島F.Cユース
4位 名古屋グランパスU-18
5位 神村学園高等部
6位 サガン鳥栖U-18
7位 帝京長岡高校
8位 東福岡高校
9位 静岡学園高校
10位 ファジアーノ岡山U-18
昇格 アビスパ福岡U-18
昇格 ガンバ大阪ユース
大津高校が15日に行われたファイナルを制し、公立校として初優勝を飾ったU-18プレミアリーグ。
プレーオフを経て、関東2チーム(浦和・東京V)、関西1チーム(G大阪)、九州1チーム(福岡)が昇格したため、東西間での入れ替えは今年度はなかった。
仮に、横浜F・マリノスユースがガンバ大阪ユースを破って昇格を決めていたら、2023年のケースから今季のEAST王者である横浜FCユースがWEST送りになっていた可能性が高い。
続いては、各地のU-18プリンスリーグ。
U-18プリンスリーグ北海道 2025
1位 北海道コンサドーレ札幌U-18
2位 札幌大谷高校
3位 札幌創成高校
4位 北海高校
5位 北海道大谷室蘭高校
6位 旭川実業高校
昇格 札幌光星高校
昇格 札幌第一高校
北海道は、駒澤大学附属苫小牧高校(苫小牧市)と北照高校(小樽市)が降格。これにより、来季は北海道大谷室蘭高校(室蘭市)と旭川実業高校(旭川市)を除く6チームが札幌勢となった。
U-18プリンスリーグ東北 2025
降格 尚志高校
1位 青森山田高校セカンド
2位 ベガルタ仙台ユース
3位 聖和学園高校
5位 専修大北上高校
6位 モンテディオ山形ユース
7位 ブラウブリッツ秋田U-18
8位 仙台育英学園高校
昇格 遠野高校
昇格 学法石川高校
東北は、尚志高校がプレミアリーグから降格したため、同一カテゴリーを戦えない今季4位の尚志高校セカンドが自動的に福島県リーグへ降格している。