イングランド1部リヴァプールの買収に熱視線を送っていることが明らかになり、新年早々サッカー界を盛り上げている南アフリカ出身の実業家イーロン・マスク。

買収が実現するかは定かではないが、イギリス紙『The Sun』はイーロン・マスクとリヴァプールに関する衝撃の財政データを報じている。

現在、リヴァプールを保有しているのはアメリカの多国籍スポーツ投資企業Fenway Sports Group(FSG)。リヴァプールのほかにもプロ野球メジャーリーグ、ボストン・レッドソックスを保有していることでも知られている。

同紙によると、そのオーナーを務めるアメリカ人実業家ジョン・ヘンリーの総資産額は42億ポンド(約8300億円)にのぼるという。

しかしながら、「世界で最も裕福な人物」とも言われているイーロン・マスクの総資産額は3390億ポンド(66兆8300億円)にも達する。なんと端数だけで現オーナーと同等の資産額なのだ。

プレミアリーグ有数の資金力を誇るマンチェスター・シティですら、オーナーのシェイク・マンスール氏の総資産額は3兆3500円(170億ポンド)程度。もし、イーロン・マスク氏によるリヴァプール買収が実現すれば、プレミアリーグはリヴァプールの永遠に一強体制となってしまうのではないだろうか。

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なお、ニューカッスルのオーナーであるサウジアラビアの国営企業Public Investment Fundの総資産額は、イーロン・マスクを大幅に上回る5380億ポンド(約106兆1400億円)とされている。同チームが現在5位にとどまっていることを勘案すると、『お金の力』だけではプレミアリーグは圧倒できないようだ。

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