8日に2025シーズンのトップチームメンバーと選手背番号を発表したJ1王者ヴィッセル神戸。
「初瀬亮の海外移籍」や「佐々木大樹のエースナンバー13番」、「齊藤未月の5番継承」などが話題となるなか、ある選手の不在が波紋を呼んでいる。
それは、昨年8月にベルギー1部のシャルルロワから完全移籍で加入した33歳の森岡亮太だ。
2010年にプロ入りした神戸で10番まで背負った実力派MFは、2016年1月に渡欧し、ポーランドを経てベルギーへ。強豪アンデルレヒト在籍時代には、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の日本代表で10番を背負うこともあった。
2019年1月に移籍したシャルルロワでは中心選手として活躍。リーグ屈指のボランチとして高い評価を受け、昨夏にリーグ連覇を目指す神戸へ復帰していた(背番号は88番)。
昨季J1での出場はなく、天皇杯とACLEで1試合ずつ出場したのみ。ただシーズン後には自身のInstagramで「リーグ優勝。チームとして最高の形でシーズンを終えることができました。ヴィッセル神戸に関わる全ての方に感謝です。ありがとうございました!」と綴っていた森岡。
adidasと契約していないのに「日本代表の10番」をつけた8名の選手
今回発表されたメンバーに名前がなく、同じくリスト外の初瀬のように説明もなかったことが何を意味するのか。今後のクラブからの発表を待ちたい。