先月、弱冠17歳でブラジル代表にデビューしたパウメイラスFWエンドリッキ。
すでにレアル・マドリーが3750万ユーロ(58億円)で獲得しており、18歳になる2024年夏にチームに加わる。
そのエンドリッキが『Guardian』のインタビューで様々な話題を語った。
それによれば、実はチェルシーへの移籍が間近に迫っていたそう。クラブから招待を受けて施設を見学し、チアゴ・シウヴァらとも対面。サインはしていなかったものの、契約合意していたが、移籍金が6000万ユーロ(93億円)に跳ね上がったため、チェルシーは手を引いたとか。
そんなエンドリッキは生い立ちについてこう話している。
僕が飢えたことはなかったけれど、両親は飢えていた。僕のために両親は飢えていたんだ。
それが大きな力をくれた。両親がまたそうなるのは見たくなかったからね。
自分たちの食べ物を僕にくれる両親が困窮する姿は見たくなかった。
自分のために飢えを苦しむ両親の姿が糧になっていたようだ。