2023年シーズンの熱闘が終了を迎えたJリーグ。

『DAZN』のやべっちスタジアムでは、やベスタAwards2023として今季のベストプレーを表彰していた。

元日本代表MF中村憲剛がパス大賞に選んだのが、このプレー!(動画1分12秒から)

柏レイソルがマテウス・サヴィオと細谷真大のホットラインで北海道コンサドーレ札幌からゴールを奪ったシーンだ(9月の第29節)。

中村憲剛はこう話していた。

「(サヴィオが)インターセプトして前を向いた瞬間の細谷選手の動き出しが速い。(パスを)ずっと芝生の上を這わせるともっと手前でスピードが落ちちゃうですけど、ワンバンさせるから、そこからさらにボールが加速するんですよ。フルスピードのランニングを引き出し、(細谷が)回り込んで相手GKをちゃんと見られるようなパススピードにしているんですよ。これだけ狭くても、2人の技術とイメージの共有でコースができる。今シーズンのJリーグのなかでもベストコンビのひとつ」。

受け手のことまで考えられた珠玉のパスだと絶賛!実際、サヴィオは細谷にリーグ1位タイとなる8本のアシストを提供しているとのこと(同一選手に対するアシスト数)。

この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024年/MF・DF・GK編)

一方、サヴィオ本人は「アリガトウゴザイマス。ボールを奪った後にうまくボールをコントロールできて、真大が素晴らしい動き出しをしたので、適切なタイミングでパスを出せた。(細谷とは)何年も一緒にプレーしている。動き出す瞬間が分かるし、(細谷も自分が)パスを出すタイミングが分かる。少ししか日本語は話せないけれど、日本語で話そうとトライしているよ(笑)」とコメント。そのうえで、来季のタイトル獲得も誓っていた。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」