16年ぶりにJ1復帰を決めた東京ヴェルディ。生え抜きのキャプテンである森田晃樹は、昇格決定後に思わず感極まっていた。
その東京ヴェルディを2019~2021年まで監督として指揮した永井秀樹氏は、現在、ヴィッセル神戸でスポーツディレクターを務めている。
その永井氏は、PIVOTのYouTubeチャンネルでこんな話をしていた。
「(ヴェルディで若手を育成したと言われるが)いやいや、本当にいい選手が多かったですし。
この間、昇格を決めてくれたキャプテンをやっている森田晃樹くんだったり、CBの谷口栄斗くんもそうですけど、彼らから学んだことが多かったような気がします。
(ヴェルディは経営が厳しい時代もユースの育成には投資していたのか)
そうですね。本当に経営的には厳しかったと思いますし、僕がトップチームの監督になってから、正直な話、600万円程度の選手の獲得も難しい状況だったので。
自前で育成の選手で戦うっていう、そこは腹を決めて自分自身もやっていました」。
23歳の森田も24歳の谷口もヴェルディユースの生え抜き。
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経営的に選手補強が難しかったため、自前の若手を育てると覚悟を決めたそうで、そこから学ぶことも多かったそう。