来年1月1日に予定されている日本代表対タイ代表の親善試合。アジアカップ前最後のフレンドリーマッチというだけでなく、元旦に行われる初の代表戦ということで話題を集めている。
しかもタイ代表の指揮官にはかつて鹿島アントラーズや大宮アルディージャを率いた石井正忠氏が就任したということで、Jリーグファンにとっても見逃せないものになった。
ただJリーグのファンにとっては一つ残念なことが。それはかつて北海道コンサドーレ札幌や川崎フロンターレでプレーしたタイ代表MFチャナティップ・ソンクラシンがメンバーに入っていなかったことだ。
Jリーグで長くプレーしたチャナティップは、その小気味よい技術でファンを楽しませただけでなく、その明るいキャラクターでメディアでも重宝される存在だった。実力と人気を兼ね備えた彼が不在になったことはとても残念なことだった。
『bacgiangtv』によれば、チャナティップは11月16日に行われたワールドカップ予選の中国戦でプレーした際に怪我をしており、ハムストリングにまだ問題を抱えているという。
彼はタイリーグでの試合もしばらく欠場しており、12月27日から開始される代表のキャンプにも間に合わない予定だそうだ。
タイはアジアカップでサウジアラビア、キルギス、オマーンと同居する厳しいグループに入っているが、果たしてチャナティップ抜きで決勝トーナメントに進むことができるだろうか。