26日に行われたベルギーリーグ第20節のクルブ・ブルッヘ対ユニオン・サン=ジロワーズで、フィールドプレーヤーが「緊急GK」を務める場面があった。
1-1で迎えた試合終了間際、ユニオン・サン=ジロワーズのGKを務めていたアントニー・モリスがレッドカードを受けて退場してしまった。
この時点ですでにユニオン・サン=ジロワーズは3回の交代セッションを使い切っていたため、フィールドプレーヤーのなかから代役を選ばなければならなかった。
それに立候補したのが、今季ユニオン・サン=ジロワーズで20試合に出場し4ゴール12アシストを記録してきたスペイン人MFキャメロン・プエルタスだった。
😅 | Cameron Puertas, l’Olivier Giroud du plat pays. 🧤 #CLUUSG pic.twitter.com/EzhxWCBD4s
— Eleven Belgium (FR) (@ElevenBeFR) December 26, 2023
『SO FOOT』によれば、キャメロン・プエルタスはもともと13歳まではゴールキーパーとしてプレーしていたのだそうで、子供の頃の夢は守護神としてのデビューだったよう。
その後フィールドプレーヤーにコンバートされてローザンヌ・スポルトのトップチームに引き上げられることになるが、12年の時を経てゴールキーパーでのプレーという夢が叶ったのだそうだ。しかもクリスマスに。
「緊急GK」務めたフィールドプレイヤー、印象的すぎた10選手
ローザンヌ・スポルト時代には鈴木冬一ともチームメイトだったキャメロン・プエルタス。この試合でも僅かな出場時間ながら失点を喫することなく、ゴールキーパーとしてのデビューは勝ち点1という悪くない結果になったよう。