イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、アヤックスのDFヨレル・ハトの獲得を検討しているという。
現在最終ラインの怪我人がいくらか出ているアーセナル。ジュリエン・ティンベルはシーズン序盤に負った大怪我からまだ復帰できておらず、冨安健洋もまだ出場できない。
さらに冨安健洋についてはアジアカップに出場する可能性が高いため、その場合は2月中旬頃までアーセナルの試合で使うことができない。
『The Athletic』によれば、アーセナルは現在そのディフェンスラインを強化するため、アヤックスのDFヨレル・ハトに注目しているそう。
ヨレル・ハトはアヤックスの下部組織で育ったディフェンダーで、現在17歳ながらレギュラーを務めている選手。左サイドバックとセンターバックをこなすユーティリティ性を持っている。
16歳と10ヶ月でトップチームにデビューし、今年11月にはフル代表にも初招集されるなど、現在評価を急速に高めている天才だ。すでにアヤックスでキャプテンマークを巻いたこともあり、そのメンタル面にも定評がある。
アーセナルはデクラン・ライスやカイ・ハヴァーツらに大きな移籍金を支払ったため、この冬はあまり投資することができない状況にある。また今季中にダビド・ラヤの買い取りも行わなければならない。
それもあって、イヴァン・トニーやヴィクター・オシメーン、ベンジャミン・セスコ、エヴァン・ファーガソン、ドミニク・ソランケ、ドウグラス・ルイスなどの大型補強は難しいと考えられている。
そこでより安いターゲットとなり得るレアル・ソシエダのマルティン・スビメンディ、アヤックスのヨレル・ハトなどが現実的な候補に上がっているという。