フランス・リーグアンのスタッド・ランスは、11月11日に行われたパリ・サンジェルマン戦の戦術を解説する動画を公開した。
スタッド・ランスはこの試合、開始からわずか3分でキリアン・エムバペに先制点を許してしまう苦しい展開。
しかしその4分後、左サイドのスペースをやぶってからの折り返しを伊東純也が受け、見事にシュートを決めた…かと思いきや、わずかにオフサイドであったとして認められず。
結局その後2失点を喫して0-3とスタッド・ランスは敗れている。この試合について、スタッド・ランスのウィル・スティール監督とアシスタントコーチのサンバ・ディアワラが解説している。
ディアワラによれば、この試合については「PSGがボールを大半支配することは分かっていたが、それでも高い位置からプレッシャーをかけて、相手に最大限のプレーをさせないことが目標だった」という。
そして、ウィル・スティール監督はそれについて以下のように話していた。
「通常、我々は相手のゴールキーパーまでプレッシャーをかけることはあまりない。しかしこの試合ではジャンルイージ・ドンナルンマにもプレスをかけ、多くのリスクを冒すように誘導させたかった。彼らにやりたくないことをさせる。それができる状況がたくさんあった。
PSGは個別のプレーヤーが強いプレスを掛けてくる。その背後のエリアを使うため、それを引き付けてライン間でプレーすることが重要だった。
そして伊東純也のゴールがもし決まっていたら…私は全裸になってスタジアムを一周していたことだろうね!
パリ・サンジェルマン相手に怖気づくことなくプレーできて嬉しいね。ドンナルンマやエムバペと対戦することは毎週起こるようなものではないのだから」
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ウィル・スティール監督やサンバ・ディアワラ氏が作ったプラン通りにチャンスは作れていたそうだが、スター揃いのパリ・サンジェルマンにはさすがに勝利するまでには至らなかったようだ。