28日、前園真聖が運営しているYoutube「おじさんだけど、遊んでもいいですか」が新動画「2023年のサッカー界を振り返る!おじ遊お馴染みメンバーで忘年会」を公開した。

ホストの前園真聖の他、解説者を務めている福田正博、そしてガイナーレ鳥取のGMを務める岡野雅行が出演し、2023年のサッカーを振り返っていた。

その中で、福田正博は今シーズンのJリーグを振り返って、終盤戦に盛り上がりを欠いてしまったという印象を明かしていた。

福田「意味のある…という言い方をしては失礼だけど、その結果でものすごく大きなものを得る、あるいはものすごく大きなものを失う試合であれば、J1だろうがJ2だろうが、人は見に来るということ。

例えば、カップ戦の決勝とか日本人は好き。勝った、負けたで分かりやすいじゃん。普通のリーグ戦では引き分けとか色々あるから、なかなか日本人のメンタリティでは難しい。

今シーズンは消化試合になっちゃう試合が比較的多かった。1チームしか降格しない、しかもACLもシステムが変わっちゃって1位しか行けない。3位はその下のカテゴリーに出場します…と訳が分からない感じになっちゃっててさ。なんか消化試合が多くなっちゃったんだよ。

もっと悪いのは、スケジュールが10月に2試合、11月に2試合、12月に1試合だった。代表戦があるから。最後に盛り上がっていかなきゃいけないところで、試合が飛び飛びなわけだよね。なおかつ、2ヶ月くらい前から『もう俺たち順位あまり変わらないよね』というチームがいくつか存在する。

解説する側も、『この試合勝ったら10位から9位に上がります』とかね。『負けても11位にしかなりません』とか。両方そんなチームだとなかなか難しいよね。見てる人も盛り上がらないし、こっちも何を伝えていいかわからない。

選手もプロフェッショナルだから『来季に繋がるようなゲームをしたい』と普通は言うけど、監督が変わるかもしれない、選手も変わるかもしれない。現場的に言ったら、来季の話をするのってどうなのという話じゃん。でも言わざるを得ない。そういうコメントをさせなきゃいけないような試合が多くなってしまうのは問題かなと。

来年は3チームが自動降格だけど、俺は3チーム+1チームが入れ替え戦でもいいのかなと。上は熱くできないからね。勝っても負けても大差ない…という試合が多くなっちゃったら、それは難しいよ」

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福田正博は今シーズンのJリーグの終盤に試合が飛び飛びになったこと、降格チームが少ないために消化試合が多かったことで、日本人のメンタリティでは分かりにくかったのではないか…と感じているようだ。

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